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2025/07/12
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なぜ私たちは“静けさ”にこだわるのか──住まいづくりの現場で気づいたこと

こんにちは。社内でマーケティング担当をしている石川です。

普段は、お客様の声や社員の話に触れることが多い立場なのですが、そんな中でふと気づいたことがあります。

「“静かさ”って、そんなに大切ですか?」

初めてこの会社に入ったとき、正直そんなふうに思っていました。

性能、間取り、デザイン……家を選ぶ理由はたくさんあります。

その中で、“静けさ”という目に見えない価値に、これほどまでにこだわる理由が最初はピンときませんでした。

でも、社内での話やお客様の声に触れるうちに、その意味が少しずつ分かってきた気がします。


「音がしない家」という感想

全館空調の展示場を訪れたお客様の中には、開口一番こうおっしゃる方がいます。

「この家、なんか“音がしない”ですね」

「空気がさらっとしていて、気持ちいい」

風が吹き出す音も、エアコンの駆動音も感じない──

私たちの家には、そんな「無音に近い快適さ」があるようです。

当たり前のようでいて、意外と身近にはない。

“音がしない”という感覚が、こんなにも人の気持ちを落ち着かせるものなんだと、私自身驚きました。


「暮らし方が変わる」という声

社内では、お受渡し後のお客様アンケートを共有する機会があります。

その中で印象的だったのが、あるご家族の言葉でした。

「リビングで過ごす時間が長くなりました」

「子どもが以前より落ち着いている気がします」

「夜に本を読む習慣ができました」

これらの言葉に共通していたのが、“空間の静けさ”でした。

静かで、風もなく、温度も均一──

そんな環境が「生活の質」をそっと底上げしてくれていることに、多くの方が気づいています。


なぜ“静けさ”にこだわるのか

私たちの家づくりは、派手な機能や見た目ではなく、「住んだあとに気づく心地よさ」にこだわっています。

その中でも“静けさ”は性能として数値化しにくいぶん、言葉で伝えるのが難しい価値です。

でも、お客様の声や社員の想いに触れるほどに、“静けさ”こそが「暮らしの真ん中」にあるものだと感じています。


おわりに

私は設計でも営業でもありません。

でも、家づくりに関わる一人として、「なぜこの家に惹かれる人が多いのか」を考えることがあります。

その答えのひとつが、“静けさ”なのかもしれません。

もし今、家づくりを検討している中で、なんとなく「疲れやすいな」「落ち着かないな」と感じているなら。



家の“音”や“空気”にも、少しだけ目を向けてみてほしいなと思います。

 

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