皆様こんにちは。
設計チームの奥洞です。
先日、東京という都を練り歩きつつ有名建築物を巡って参りました。
建築雑誌に掲載された建築…
有名建築家が携わった建築…
私が学生の頃から魅力を感じていた建築…
今回はその中から、長年行きたいと考えていた
“蔦屋書店 代官山店”のお話をさせていただきます。
“蔦屋”と書くと分かり辛いですね。
“TSUTAYA”と表記を変えると分かり易いかと思います。
私が意地悪をしている訳ではなく、実際に“蔦屋”として掲げています。
狙いは分かりませんが、私がそこに疑問を抱いているその時点で、
お店側の作戦は大成功だと思います。
店名が出入り口上部の外壁に掲げてあるのですが、
そこに釣られお店に近付くと次は外壁に驚きです。
なんと“T”で構成されていました。“TSUTAYA”の“T”です。
今まで見てきた書店には無い斬新なデザインだと思います。
そんな不思議な気持ちのまま店内に入るとインテリアまで
不思議なものでした。
店内は写真撮影が禁止(当然ですが)でしたので文面での
説明になるですが、
説明がとても難しいです。
1つ言える事が、少し迷いそうなくらい本棚があり、まるで森の木々ようでした。
あとは是非自らの足で目で肌で感じて頂きたいです。
日常の刺激にはぴったりの建築かと思います。
私が今回感じたのは、“惹きつけ方”が上手い・凄いという事です。
お店としての在り方を理解していなければ難しいと思いました。
私たちで例えるならば、住宅でも同じ事が言えるかと思います。
住宅としての“惹きつけ方”…
飽きの来ない新鮮なデザインは“住まわれる方”を惹きつけ、
また来たいと思えるおもてなしは“ご来客の方”を惹きつけます。
私たちは長い目で見た、“快適性・デザイン性”を求め、
今後とも提案・提供を努めて参ります。