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2015/06/30
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美術館巡りin香川県

みなさんこんにちは。

建築デザインチームの丹羽です。

今回は丹羽が独断でシリーズ化しています、建築物巡りレポートの第2段です!

少し前の話になりますが、香川県へ旅行へ行ってきました。

皆さんご存知の通りですが、瀬戸内海には幾つか島があります。

今回は豊島、小豆島、直島へ行って参りました。

各島には、建築家や芸術家によるアート作品等が各所に散りばめられており、

瀬戸内海に浮かぶ島々の自然、美しい景観、地域の人々とのふれあいとを

一同に楽しむことができます。

島ごとに丸1日使い切ってスケジュールを組みましたが、

回りきれませんでした。ボリューム満天です。

そんな中で、今回特筆したいのが。。。

直島:地中美術館

豊島:豊島美術館  です!

直島の地中美術館について。。。

地中美術館

こちらが地中美術館です。

設計は安藤忠雄氏です。

個人的に安藤忠雄氏が大好きなので、以前から行きたい場所のひとつでしたが、

念願叶いました。

直島の美しい景観を損なわないよう、建物の大半が地下に埋設してあります。

構造は鉄筋コンクリートです。

館内の照明には地上からの自然光を積極的に採用し、

大きな展示空間全体を照らしていました。

自然光の取り込み方、勉強になりました。

この施設には地中カフェというカフェも併設されており、

一息つくこともできます。

瀬戸内海を見渡せるすばらしいロケーションでした。

豊島の豊島美術館について。。。

豊島美術館

こちらが豊島美術館です。

設計は西沢立衛氏です。

外観は水滴を模した真っ白な曲線で構成されており、

天井には大きな開口が2箇所設けてあります。

柱や間仕切りが一切なく、広大なドーム空間となっています。

緑との調和が絶妙です。

床からは各所より水滴が沸きでてきて、水溜りができ、

風にあおられながら緩やかに移動していきます。

空間内は非常にシンプルですが、居心地がよく、

いつまででもそこにいられるような感覚になります。

正直足を運ぶまでは良さがよく分かりませんでしたが、

体感してみて印象がはっきり変わりました。

すごくよかったです。

特に、インテリアの構成について深く考えさせられる時間となりました。

紹介した他にも、

ANDO MUSEUM 、李禹煥美術館 、

豊島横尾館、 太陽の贈り物、スター・アンガー などなども巡り

盛りだくさんな旅となりました。

まだまだ回りたい場所を残して帰ってきたので、

再度行きたい場所のひとつとなりました。

みなさんも機会があれば、ぜひ訪れてみてください。

今回の体験も有意義なものとなり、また一つ感性が磨かれたように思います。

設計士として、日々の業務に反映していければと思います。

失礼します!

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