こんにちは、営業担当の村上です。
家づくりを考え始めたお客様から、
「決めることが多すぎて、どこから手をつければいいかわからない…」
「全部叶えたいけれど、優先順位がつけられない…」
といった声をよく伺います。
間取り、デザイン、設備、立地、そして予算…。
家づくりは“選択の連続”だからこそ、迷いや不安が生まれるのは当然のこと。
そんな時にぜひ意識していただきたいのが、
“優先順位”を決めて考えるという視点です。
今回は営業という立場から、家づくりがもっと前向きに、そして楽しくなる考え方をお伝えします。

家づくりは“取捨選択”の積み重ねですが、
それは「我慢する」という意味ではありません。
大切なのは、
“自分たちの暮らしが豊かになるポイントを整理すること”。
たとえば…
・朝日がやさしく入るリビングで朝食をとりたい
・家族の気配が自然と伝わるようにしたい
・週末はゆったり料理を楽しみたい
・洗濯動線だけは絶対にラクにしたい
こうした“感覚的な理想”を言語化すると、
優先すべきものが自然と浮かび上がってきます。
実際に営業の現場でも、
「全部を追いかけていたときより、考えが整理できてスッキリした」
「決めるのが楽しくなった」
という声をよくいただきます。

家づくりに迷いが出る最大の理由は
**「判断基準が決まっていないこと」**にあります。
だからこそ最初に、
・譲れないこと
・比較しながら決めたいこと
・今回は優先しないこと
を書き出してみるのがおすすめです。
さらに、
「動線」「収納」「デザイン」「コスト」など
カテゴリごとに整理すると、営業との打ち合わせもスムーズになります。
優先順位が明確なお客様ほど、
・提案がブレない
・決断に迷いにくい
・完成後の満足度が高い
という傾向があります。
“選ぶ疲れ”を減らし、
“選ぶ楽しさ”を増やすためにも、
優先順位はとても大きな役割を果たします。
優先順位を整理するというのは、
単に効率化ではなく “心の余裕づくり” でもあります。
・やりたいこと
・やらなくてもいいこと
・今じゃなくてもいいこと
これらがクリアになると、
選択が自分たちの意思でできるようになります。
結果として、
・打ち合わせが前向きに進む
・家づくりが“負担”ではなく“楽しみ”になる
・完成した家への納得感が高まる
という、良い循環が生まれます。
“迷いながら進む家づくり”から、
“心地よく選んでいく家づくり”へ。
その変化の鍵が、まさに「優先順位」です。

家づくりは“正解を探す”ものではなく、
“自分たちに合った最適な答えをつくっていく”プロセスです。
優先順位を決めることで、判断がしやすくなり、
迷いが減り、家づくりそのものがもっと楽しくなっていきます。
焦らず、一歩ずつ。
ご家族らしい暮らしを一緒に形にしていけたらと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。