はじめまして。営業担当の平良です。
マイホームづくりを考え始めると、まず行ってみたくなるのが「住宅展示場」ではないでしょうか。
最新の間取りやおしゃれなインテリアにワクワクする反面、
「見たけど、結局どこを見ればいいのか分からなかった」というお声をいただくこともあります。
せっかく時間を使って見学するなら、“なんとなく見て終わり”ではもったいない。
大切なのは、「自分たちの暮らし」と重ねながら展示場を見ることです。
今回は営業という立場から、住宅展示場を“もっと楽しく、もっとためになる”見方のポイントを3つご紹介します。

モデルハウスは、どの部屋もキレイでおしゃれですよね。
ついデザインやインテリアばかりに目がいきがちですが、見学のときに大切なのは“暮らしのシーン”を想像することです。
たとえば──
・朝のバタバタ時間、家族はどう動く?
・帰宅してすぐ上着やカバンを置ける場所はある?
・休日の午後、リビングでどう過ごす?
こうした“生活のリアル”を想像しながら見ていくと、
動線の使いやすさや、空間の広さの「ちょうど良さ」に気づけます。
展示場は“見学する場所”ではなく、“少し暮らしてみる場所”。
「ここに立ったらキッチンが見えるな」「窓からの光が心地いいな」など、
自分たちの一日を重ねながら見ていくと、図面では分からない発見がたくさんあります。

外観やインテリアも大切ですが、**本当に暮らしを支えるのは“見えない部分”**です。
特に注目していただきたいのは、
・断熱性能(冬暖かく、夏涼しいか)
・耐震性(地震への強さ)
・換気・空調システム(空気の流れや温度のムラがないか)
これらは、見た目では分かりづらいけれど、長く快適に暮らすためには欠かせない部分です。
展示場では、スタッフに「この家の断熱の工夫は?」「地震対策は?」といった質問をしてみてください。
家づくりは「かっこいい家」を建てることがゴールではなく、
“安心して長く快適に住み続けられる家”を選ぶことが本当の目的です。

住宅展示場の家は、どれも理想的に見えます。
でも大事なのは、その家が“自分たちの暮らしに合うかどうか”。
たとえば──
・家族構成やライフスタイルに合っているか?
・将来子どもが大きくなったとき、どう使えるか?
・家事のしやすさ、収納の量はちょうどいいか?
モデルハウスは実際の家よりも広く、天井も高く、仕様も豪華です。
だからこそ「自分たちの生活スケール」で冷静に見てみることが大切です。
「寝室はもう少しコンパクトでも十分かも」
「この収納、うちにも取り入れたい」
そんな気づきを積み重ねることで、“理想と現実のちょうどいいバランス”が見えてきます。
住宅展示場は、家を買うための場所ではなく、自分たちの理想の暮らしを見つける場所です。
だからこそ、
・「ここで暮らすなら…」と想像しながら見る
・見えない性能・構造にも注目する
・自分たちの暮らしに合うか考える
この3つを意識して見学するだけで、展示場の見え方はまったく変わります。
家づくりはワクワクと現実のバランスが大切。
展示場を“体験の場”として活用しながら、理想の暮らし方を見つけてみてください。
私たちもその一歩を一緒に考え、カタチにするお手伝いをさせていただきます。