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2025/10/25
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間取りを考えるときに大切にしたいこと

はじめに

こんにちは、営業担当の冨田です。
お客様とお話ししていると、「間取りで失敗したくない」という声をよくいただきます。
間取りは“暮らしやすさ”に直結する大切な要素。
図面上では同じように見えても、実際の暮らし方を想像して設計するかどうかで、住み心地は大きく変わります。

今回は営業の立場から、間取りを考えるときに大切にしたい3つのポイントをご紹介します。


“暮らしのシーン”をイメージする

まず意識したいのが、「暮らしのシーン」を具体的に想像することです。
朝の支度、昼の家事、夜の団らん──。時間帯ごとの動きをイメージしてみましょう。

たとえば、朝は家族がそれぞれ準備をする時間。洗面所やキッチンの動線が重なると、どうしてもストレスの原因になります。
夜はリビングで家族が集まる時間。ソファだけでなく、一人で落ち着ける場所を設けることで、家全体に“余白”が生まれます。

実際のお客様でも、「朝の支度がスムーズになった」「リビングが家族の会話の中心になった」といった声を多くいただきます。
図面の線を引く前に、“どんな時間を過ごしたいか”を話し合うこと。
それが、理想の間取りを描く最初の一歩だと思います。


動線と収納のバランスを考える

次に大切なのが、動線と収納のバランスです。
どちらか一方に偏ると、せっかくの空間も使いづらくなってしまいます。

キッチン・洗面・ランドリーの配置がスムーズだと、家事効率がぐっと上がります。
また収納は「使う場所の近くにあること」がポイントです。
たとえば、ランドリー近くにタオルや洗剤をまとめて置ける棚があるだけで、日々の家事ストレスが減ります。

営業の現場でも、「収納は多いけれど場所が遠くて使いづらい」「洗面から洗濯機までの動線が意外と長かった」など、完成後に気づく声を耳にします。
“たくさん”より“ちょうどいい場所に”
その視点を持つだけで、暮らしの快適さが大きく変わります。


将来を見据えた間取りにする

間取りづくりでは、今の暮らしだけでなく**“10年後の暮らし”**も意識しておくことが大切です。

たとえば、子ども部屋の間仕切りを可変式にしておくと、成長に合わせて柔軟に対応できます。
また、将来的にご両親との同居を考えている場合、1階に多目的室を設けておくと安心です。

お客様の中には「最初は夫婦ふたりのつもりだったけれど、子どもが生まれて空間の使い方が変わった」「将来テレワーク用のスペースを確保しておいてよかった」という声もありました。
“今”の快適さだけでなく、“これから”の変化を見据えること。
その柔軟さが、長く愛せる家づくりにつながります。


おわりに

間取りを考える時間は、家づくりの中でも一番ワクワクする工程です。
けれど同時に、一番悩むポイントでもあります。

営業として多くのお客様と間取りを考えてきて感じるのは、

「完璧な間取り」よりも「家族らしい暮らし方」が大切だということです。

暮らしのシーン、動線と収納、そして将来の見通し。
この3つを意識していただくことで、後悔のない家づくりにつながると思います。

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