マーケティング部の石川です。
お住まいづくりを検討される中で、「外壁ってどれくらい持つの?」「将来のメンテナンスが心配」といった疑問を抱かれる方も多いのではないでしょうか。
家の印象を大きく左右する外壁は、素材や仕上げによって耐久性や美しさが大きく変わります。
完成直後はどの家もきれいに見えますが、10年、20年と年月を重ねたときに「どんな姿を保てるか」は、素材選びによって大きく違ってくるのです。
今回はその中でも、私たちが大切にしている“外壁タイル”について。
単なるデザインや仕上げではなく、「経年美」という考え方で住まいを支える価値についてご紹介します。
タイル外壁の最大の特徴は、年月が経っても色あせにくく、美しい表情を長く楽しめることです。
塗装仕上げの外壁は10〜15年ごとに定期的な塗り替えが必要になりますが、タイルは紫外線や雨風に強く、ほとんど塗り替えの必要がありません。
実際にタイル外壁のお住まいを訪れると、築10年、20年経ってもなお「堂々とした存在感」があると感じます。
それは“長く住むほどに味わいが増す”──まさにタイルならではの魅力です。
さらに、当社オリジナルの外壁タイル「キラテック」は、このタイルの強みに“光触媒技術”を掛け合わせています。
雨が降ると表面の汚れを自然に洗い流してくれるため、美しさを自ら保ち続けるセルフクリーニング機能を備えています。
「せっかくのマイホームを、ずっときれいなまま保ちたい」というお客様の願いに応える素材です。
外壁の役割は美しさだけではありません。
住まいを守る盾として、雨風や直射日光から家を守り、内部の構造体や断熱材を劣化から防いでいます。
タイルは表面硬度が高いため、傷や汚れに強く、日常のメンテナンスもぐっと楽になります。
また、施工時には目地や下地の精度をしっかりと高めることで、ひび割れや浮きを防ぎ、長期にわたり安心して暮らせる住まいを実現しています。
こうした“完成後には見えない工夫”の積み重ねが、年月を経ても快適さを維持できる理由です。
外壁は家の「顔」であると同時に、家族の暮らしを支える「盾」でもある。
タイルはその両方を高い次元で担える素材だといえます。
私たちがタイルにこだわるのは、“経年劣化”ではなく“経年美”を大切にしたいからです。
時間が経つほどに価値が下がるのではなく、むしろ味わいが増し、愛着が深まっていく──そんな住まいを目指しています。
これは単なる言葉ではなく、実際にお客様の暮らしに寄り添うと実感できることです。
「築20年を迎えても、この外観が気に入っている」
「住み始めたときよりも、今の方がしっくりくる」
そんな声をいただくたびに、住まいは“消耗品”ではなく“人生とともに育っていく存在”だと強く感じます。
そのためには、外壁も「ただ持つ」だけでなく「魅せる」ことができる素材であることが重要です。
当社の「キラテック」は、その考えをかたちにした象徴的な存在です。
光触媒の力で汚れを寄せつけず、雨で自然に洗い流す──つまり素材自体が“美しさを育てていく”。
これこそが「経年美」を体現する住まいづくりだと考えています。
外壁タイルは、見た目の美しさと耐久性を兼ね備えた“長く愛せる素材”です。
家づくりは完成した瞬間だけでなく、10年後、20年後の姿まで見据えて考えるもの。
私たちが届けたいのは、ただ強いだけの家ではなく、時間とともに価値を深めていく住まいです。
外壁タイルが持つ「経年美」という価値が、その暮らしを支える一助になれば嬉しく思います。
そして「キラテック」は、その思想を形にした外壁材です。
“ずっと美しく、ずっと誇れる家”を叶えるために、技術とデザインの両面から支え続けています。